布(生地)を用いた缶バッジの作製を行っています。
実績のない場合は、一旦テスト用に生地をお送りいただけるとよろしいかと思います。それを用いて製作可能かテストします(1~2個。事前のテストには費用はかかりません)。
2000年~現在までに500案件以上は作製しました(できなかったのは2~3件程度)。生地のハギレや反物、厚い生地、薄い生地(難しい場合があります)等色々。お客様支給の生地のため掲載できるものが少ない状況です。
- 現在生産で一番安定しているのは、円形缶バッジ(例.32mm、44mmなど)ですが、異形(だ円形・正方形など)も作製可能です。
- 25mmサイズ・長方形サイズの作製は難しい状況です。
- 布が厚すぎる場合は製作できない可能性があります。事前にメールやお電話で生地の仕様を教えていただけると助かります(硬いジーパンは△)。
- 紙で使用しているフィルムはかぶせません。そのほうがいい質感が出ます。
- 薄い布の場合、裏地に補強用の素材を貼り付ける場合があります。
- カットが手作業なので通常の紙のものより若干時間がかかります。
- 刺繍付き布の場合は、刺繍が缶バッジ縁より3ミリ程度は内側にきている必要があります(下写真参照)。
以下は弊社で試作したサンプルの画像です。手芸店で購入した生地を用いて試作してみました。どちらかというと(筆者も詳しくないのでご勘弁を)ジャガードタイプ(や刺繍が入ったタイプ)のものなどの方がプリント生地よりも質感がでて面白いように思います。これらの生地は生地専門店で購入したものです。まねきねこは「ちりめん」という生地を用いました。それ以外は衣裳製作用の少し固めの生地です。
刺繍缶バッジ
左の缶バッジはTシャツから切り取った素材を用いて作製したものです。あくまで見本用で販売はできないものです。
刺繍を施した缶バッジ。
お客様より刺繍付きの生地をご支給いただきましたら製作可能です。刺しゅうミシンを用いて作製した刺繍入り生地をご支給いただくケースも時々あります。
「SPICE」と記してある缶バッジは海外生産品です。これは筆者が適当にデザインしたものを刺繍して缶バッジにしたものです。完成品まで全て海外で行ったものです。3000個のロット数であればオリジナルデザインの刺繍入り缶バッジ作製可能です(要打合せ)。
もちろんお客様が生地・刺繍生地をご支給になれば弊社内で1個より生産できます。これは今までどおりです。ただし、厚みや素材によっては難しいものもあるので事前にご連絡下さい。
(缶バッジではなく、「缶バッチ」、「缶バッヂ」と呼ぶ場合もあるようです。ご了承ください)